前向き思考でゆるりと生きる。

人の振り見て我が振り直す。

新しい知識やスキルを得るのに重要なことは受け入れること。

今回は、

私の気づきメモの内容です。

 

最近、

勉強をしていたりネットサーフィンをしていて、

これってどういうこと何だろう?

そう考えることがあって、

検索したりして調べています。

 

言葉の意味とか、

この人は誰でどんな人だとか、

そういうことは事実は決まっているので調べる価値があります。

 

しかし、

「なんでこの人はこういう行動を取ったのだろう?」

とか、

「これがこうなっているのはなぜ?」

「目的や意味って何かあるの?」

「こうなるのは、なぜか。」

みたいな本人に聞かないと分からないような疑問だったり、

その世界や文化に入ってみないと知りえないような内容は、

考えても答えが出ません。

 

私は頭が悪いので、

こういった細かなことにいつまでも拘って考えてしまいます。

 

そこで、

対策としてやっていることは、

”一つの物事について考えすぎないこと。”

”分からなくてもとりあえず先に進むこと。”

 

英語の文法で、

「なぜこの用語が使われるのか。」

「この単語はこういう読みなのは何でだろう。」

と考えても無駄なのです。

 

言語が変わって、

ドイツ語とかフランス語とかの勉強をしたとしても、

英語で学んだ文法が同じではないですし、

これって正直、

そこの文化圏で生まれた言語で、

文法とか読み方自体に意味なんてないんです。

(成り立ちの経緯はあると思いますが。)

 

日本語だって、

地方によって言い回しや癖がありますし、

世代によって言葉の表現や選ぶ言葉は違います。

 

それをいちいち理由や理屈を聞いても、

それぞれが、

「だってこうだから。」

「何も考えず使っているから分からない。」

となるのが当然です。

 

プログラミングの勉強でも、

HTMLでなぜ冒頭に、

「<!DOCTYPE HTML>」と打ちます。

 

JAVAではこう打つとか、

C言語だとこう打つとか。

<>で括って、

</>で閉めるとか、

規則性はありますが、

言語によってこのルールは異なります。

 

「いちいちなぜそう打たなければならないのか。」

って考えてもキリがありません。

 

これをなぜ打つかと考えるよりも、

そういうものだからと、

”そのまま受け入れて覚える”のが大事だと気づきました。

 

数学的思考で考えたときに、 

「A=B」「A=C」

なので、

「B=C」

であるという三段論法の手法がありまが、

 

「Aという事実は、Bという事実と同じである。」

「Cという事実もAと同じ事実である。」

だけども、

「Bという事実とCという事実は異なる。」

しかし、

「BとCには共通する部分がある。」

 

なので、Bという事実とCという事実は同じとして捉えることが出来る。

実際に共通する部分があるけれど、

共通するわずかな点を探す必要があるのか。

 

上手く例えられていないかもしれませんが、

「日本人は日本語を話す。」

「日本人は英語も話す。」

けれど、

「日本語と英語は異なる。」

しかし、

「日本語も英語も言語である。」

 

あるいは、

「医者は先生である。」

「弁護士も先生である。」

けれど、

「医者と弁護士は異なる。」

しかし、

「医者も弁護士も国家資格を持って働く職業である。」

ということです。

 

新しい知識を学ぶ上で、

Aの事実を知っていて、

Bという事実とCという事実を学び、

さらにDという事実と学んで知っていく中で、

それぞれはAと共通しているが、

B、C、Dそれぞれの共通点を探すことには対して意味がなく、

無駄な作業なわけです。

 

私がしている無駄なことは時間を悪戯し浪費していると気づいたのです。

 

新しい知識やスキルは頭に入れるには時間がかかります。

脳の構造的にも、

未発達・未知の領域は神経回路が作られていないので、

伝達速度がゆっくりになります。

 

これを繰り返していくうちに神経伝達が早くなり、

物事の理解が効率化したり、

より深い理解が得られたりします。

 

なので、

まず初めに行うべきことは、

”ありのままを受け入れて覚えていく。”

だと思います。

 

理解や理屈なんて、

学んでいくうちに理解が進んでいきます。

 

私のように頭の悪い人は、

小さなことに拘ったり、

物事を順当に理解しないと次に進めないことがよくあります。

 

頭のいい人は自然に出来ていることが、

頭の悪い人は数倍の時間がかかる。

だから、要領が悪いんです。

 

 しかも、

私は脳の癖として、

物事の理解に「イメージできるかどうか。」

が大きなポイントで、

以前に自分の記憶のタイプを診断したときに

「視覚や聴覚によるイメージで覚える。」

タイプだという事が分かりました。

 

確かにそうかもしれない。

 

初めて会う人の顔は出てくるけど、

名前は憶えていない。

 

言葉は憶えているけど、

 話の内容は何を言っていたのか覚えていない。

 

そんな感じです。

 

この思考回路の不都合なところは、

”イメージ出来ないことは理解出来ない。”

ということです。

 

この弱点を補うにはどうしたらいいのか。

イメージが出来ないことは他の理解する方法を見出さなくてはなりません。

 

考えすぎていて頭がパンクしそうなので、

シンプル思考という原点に戻りました。

 

その原点が、

”ありのままを受け入れる。”

ことです。

 

これとこれはこうである。

なるほど、そういうものなのね。

ここで思考はやめて次に進む。

 

今の私が見出した物事への理解をする上でのやり方です。

人それぞれ学び方は違うと思いますが、

深いこと考えて全然先に進めないという方、

”まずは受け入れてどんどん先に進む。”

ということに意識を変えてみてはどうでしょうか。

 

最近読んだ書籍が参考になっているのですが、

簡単にご紹介します。

 

 頭の固い人はぜひ読んで欲しい1冊です。

・損しないように行動すると判断ミスが起こる。

・よく考えて行動しても短い時間で判断しても結果は同じ。

他にも興味深い実験データなども書かれています。

ダラダラとした説明もなく、読みやすいのでお勧めです。