前向き思考でゆるりと生きる。

人の振り見て我が振り直す。

教育は最大の投資という事実について考える。

あなたが今までどんな教育を受けてきたか。

 

保育園や幼稚園が初めて教育というものに触れた人もいるでしょうし、

いや、家庭で教育を受けてから小学校から通い始めた人もいるでしょう。

 

金持ち家系では幼少教育に力を入れたりもするでしょうし、

あえて自由に勉強の機会は選ばせる家庭もあります。

 

じゃあ教育を受けた年齢が若い方がいいかといわれると、

一概にそうとは言えない部分もあります。

 

 

私は、保育園から教育を受け始め、

公立の学校で小・中・高と地元の学校に通い、

私立の4年制大学を卒業して働き始めました。

 

高卒か大卒か、あるいは院卒かでいうと、

高学歴といえるかもしれません。

日本では、国内だけの認識で高学歴とは、

”一流の大学を出ていること”と定義されることが多いですが、

海外では大学卒と高卒では大きく扱いが変わります。

 

海外諸国と日本国では教育格差がありますが、

日本の教育が劣っているとは私は思いません。

 

教育レベル低下が問題視されているメディアもありますが、

日本が持っている教育スキルがなくなるわけではなく、

伝承が上手くされておらず、

子供への教育が適切になされず、

しっかりとした教育を受けた大人が少なくなっている。

その結果、一時的に教育レベルが下がっているに過ぎないと思うのです。

 

その事実を裏付けするのは、

ノーベル賞受賞者、天才学者が現存しているかどうかです。

ここ数年でもメディアで取り上げられた素晴らしい功績者は、

日本人として何人もいますよね。

 

じゃあ、教育レベルがもたらす社会への影響はどうかと考えると、

経済成長に影響をしてきます。

 

経済成長を促すのは、日本国内の企業成長です。

          ⇓

企業拡大は事業拡大、利益があがること。

          ⇓

利益を上げるには生産性をあげること。

            ⇓

生産性を上げるには社員ひとりひとりが成長し、利益を高めること。

            ⇓

社員が成長するには、教育をすること。

 

つまり、教育こそ最大にして重要な課題であるといえますね。

 

成長しない会社は教育が足りないとは必ずしも言えないとは思いますが、

”成長している会社は社員教育に力を入れている”のは間違いないでしょう。

 

では、学校はどうでしょうか。

学校はそもそも学びを得る環境です。

 

四角い建物の中で何が教えられているか。

 

教育者と生徒のみぞ知る世界ともいえますが、

生徒が語らずとも教えられる部分もあります。

 

例えば、

・学校帰りに何をしているか。

・どんな人付き合いをしているか。

・どんな格好や礼儀作法などの立ち振る舞いをしているか。

・言葉遣いはどうか。

・問題への立ち向かい方

・思考と行動

・家庭内で、学校での出来事を話すかどうか。

・世間のルールやマナーを守るかどうか。

など、

いろんな要素で観察していると分かる部分は多々あるかと思います。

 

教育者側で考えてみると、

まともな教育をしているかどうかによって、

偏差値であったり、

学校内の雰囲気も変わってきます。

 

でも、

根本的な部分でいうと、

生徒ひとりひとりにどれだけ向き合っているかの方が遥かに重要です。

それもまた教育のひとつだといえます。

 

私が考える教育とは何かという答えは、

「主体的な思考で物事の判断が出来るようになること。」

です。

もう少し詳しく述べると、

「課題に対して人に答えを求めたり、

   マニュアルのような回答をするのではなく、

   どう考えたら答えが得られるのか、

   自分の立場で置き換えて結論を導き出す。」

ということです。

 

答えのない問題にいかに立ち向かうかというのが、

社会に出てから求められる課題になってきます。

 

学校内や試験においては、

答えのある問題を解くことが肝ですので、

これは努力すれば多くの人が出来るようになるでしょう。

 

答えのない問題に、

何かしら根拠や動機づけをして答えを見つけ出す。

というのが、

社会では頭の良い人に直結するといっていいと思います。

 

 

教え込む教育は誰でも出来ます。

けれどそれでは応用性が弱く、

トラブルが起きたときに対処が出来ません。

 

これからの時代、

マニュアル化されたものはAI技術によって自動化する未来が来ます。

 

人間が考えるべきは、

AIが決して敵わない「答えのない問題」への対処方法です。

 

教育するうえで、

相手に考えさせるというコーチング技術が必要になってきます。

そして、

ティーチングとコーチングを同時にあるいは段階的にしていく教育こそ、

社会を育む大事な要素だと思います。

 

 

 

素人的な考えですので、

専門の方には「そんな簡単な話ではない。」と批判をかませられそうですが、

無知な若者の戯言としてご容赦お願いいたします。

 

今回出てきたコーチングは、

自ら考える人になるための教育手法です。

興味のある人はこちらの文献を参考にしてみてください。

基本は「相手に考えさせること」です。

一緒に考えながら、相手の中で答えを見つけてあげるのがコーチングの本質です。

簡単ではないですが、学んでみると面白いです。

 

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