前向き思考でゆるりと生きる。

人の振り見て我が振り直す。

自分探しで自分は見つけられるのか。

本当の自分って何だろう。

今の自分は本来の自分ではない。

自分を見失っている気がするので旅に出る。

 

はい。

そんなことをしてた皆さん、答えは見つかりましたか?

 

答えはおそらく「NO」ではないでしょうか。

「いやいや、そんなことはない。ちゃんと答えは出た。」

という人、元々答えは頭の中にはちゃんとあったはずです。

ただ、ぼんやりとしていてが自信がない。

 

散歩したり旅に出ることで気持ちが切り替わり、

歩いたりすることで血流が良くなり頭がスッキリとしたことから、

その答えに行き着いたといえそうです。

 

 

”自分探し”という漠然とした行動では、答えが見つかるはずがありません。

 

自分の姿を見る方法は自分自身には備わっていないのです。

 

鏡をみて語り掛けると返事が返ってきますか?

「鏡よ鏡、私の本当の姿を教えてください。」

見えるのは今そこにいるあなたの写像です。

 

 

生きる意味について考えてみると、

・生物学的には「子孫繁栄」のため。

・社会的には「人との関わり」を持つこと。

・経済的には「お金を回す」こと。

 

個人としてみた場合はとくに生きる意味はないのです。

つまり自分が生きる目的はなんでもいいわけです。

 

自分探しなんかしている暇があれば、

好きなことでもしまくって楽しい時間を過ごしたり、

社会や人のために為になることを率先して行ったり、

疲れているなら休む方が大事だと思います。

 

自分のことを自分で追っかけても、

犬が自分の尻尾を追い掛け回すのと同じです。

 

 

じゃあなんで自分探しなんてしたくなるのか。

 

この問題は心や精神的な部分にあります。

・落ち込んでいる。

・目的を見失ってる。

・何をやってもうまくいかない低迷期。

・漠然とした不安

・ネガティブ思考に振り回されている。

・将来の選択肢が多すぎて決められない。

・他人から否定された。

・大切なものを忘れたり失ってしまった。

こういった問題が関係しているのではないかと考えられます。

 

色んなことを同時に考えたりしていると脳機能が低下し、

思考停止に等しい状態になっている可能性があります。

 

なので、

思考の整理をする必要があります。

やってみると良い方法は、

①考えていることを書き出してみる。

②気持ちを書き出してみる。

③意思や目的を探してみる。

④瞑想をして頭をリセットしてみる。

⑤悩むのをやめてとにかく気の向くままに行動してみる。

⑥書店に立ち寄る。(書店巡りもおすすめ)

⑦とにかく人に会う。(会いたくない人は除外)

⑧集中・没頭することに打ち込む。

⑨三大欲求をまずは満たす。

⑩整理整頓や掃除をする。

 

色んなメンタル本やら自己啓発の情報などで、

おそらく書かれているであろう内容ばかりですが、

一番いけないのは”孤独に突き進む”ことです。

 

 

私自身は一匹狼タイプなのですが、

落ち込んだり自分を見失いそうになることはありますが、

これらの方法を色々やっているうちに不安や悩みは和らいでいきます。

 

またその予防策として、

「嫌なことはすぐに忘れることに意識を向ける」ことです。

 

これには根拠があって、

脳はネガティブ思考の癖があり、また忘却するのが仕事なのです。

また、感情と結びついた経験は記憶の定着が強くなります。

 

そして一番大事なことは、

嫌なことを反芻していると脳が重要度が高いと思い込み、

いつまでも記憶にとどめようとするのです。

 

例えば、

試験が終わったときにあれが出来なかった、あの問題もわからなかった。

と嘆いているよりも済んだことは変えられない。

そう考えて気持ちをすぐに切り替えることです。

 

又、仕事で失敗したとしても

その日だけはしっかりと反省して振り返る。

そして寝たらもう忘れるようにする。

 

ただ、

悔しい気持ちや次につながる感情が絡まったケースでは、

次に頑張る肥やしになるので覚えておくといいこともあります。

 

過去の経験から、

また嫌で嫌で仕方がないことはさっさと忘れてしまうように意識します。

忘れろ、忘れろ!と思っていると逆に忘れられなくなるので、

「まあいっか。」「もうどうでもいい。」「過去のことは過去。」

などと楽観的に捉えていきましょう。

 

 

自分探しの意味は人によって違うかもしれませんが、

私は無駄なことだと考えています。

 

「自分探し」というフィルターで行動していると、何も楽しめないと思います。

生で見ていて感動するものを、ずっとスマホ画面越しに見ているのと同じです。

 

何かに身構えたりせず、

ありのままで生きていく方が気持ちはずっと楽ではないでしょうか。