前向き思考でゆるりと生きる。

人の振り見て我が振り直す。

紙の本vs電子本

 私は最近読書にはまっています。

ビジネス本が大半で、「今後の人生に役に立つもの」をテーマに読書本の選別をしています。スキルを磨くためにも、知識や知見を深めるにも読書というのはとても価値の高い媒体だと自負しています。

 

読書をするのは頭の活性化になるとか、継続は力になるから毎日10分読むとか、損得勘定で判断したりといった義務感でやっているわけではありません。

 

私は自由に物事を判断し、選択をすることに価値があると思っているので、

そういった義務感に突き動かされるのはその信念に反します。

 

読書家ならわかるとはずですが、好きだから読むわけです。

書店に立ち寄って、興味を持ったから購入したり、最近では、Amazonで買うことが多いですが、ネット通販の便利さは時代の恩恵ですね。ありがたい。

 

書店巡りも好きなので、何店舗かふらふらっと寄ってドライブして…みたいな休日を過ごすこともあります。ドライブも好きなので、多少のお金はかかりますが、有意義な休日の過ごし方だなぁと、振り返るとそう思います。

 

なんですが、蔵書量=書店規模に直結するので本当に欲しい本がある保証がなく、注文してもいいのですが、それなら Amazonなんかで探して買ってしまいます。

 

ネット通販の良さってなんといっても、蔵書量が莫大であることです。

書店というのは新しい本を置かないと客足は増えません。

古本屋は低打撃率ながら、一定の需要があり続けているのでそれもまたいいと思います。立ち読みしても注意されることはあまりありませんし、図書館みたいなものです。

 

”欲しい本(商品)が見つかりやすい。”

 

ネット通販においてこれが最大の利点でしょう。

しかし、多くの人がみるので競争率は高く、人気な商品は売り切れになってしまいます。

 

私が次点に考える利点として、

 

”古い新書が見つかること”

”書店にない出版社の本が買えること”

 

この2つだと思っています。

Amazonでいうと、世界的ベストセラーで発売日は数年前の書籍であったりだとか、大型書店にでも行かないと中々ない出版社の書籍があります。

最近購入した出版社の例でいくと、

「日本実業出版」

すばる舎

ですが、近所の書店10か所ぐらいには少なくともほぼ在庫のない出版社です。

まあこれらの出版社の書籍に出会ったのもネット上なので、書店に立ち寄って見つけた良書ではないですが。

 

そして、最近流行りのネット通販でも電子媒体書籍も目立って売られるようになりました。主に 「kindle」ってやつですね。

kindle版で購入すると、

・紙媒体書籍よりも安い。

・通販の場合、購入してすぐに読めるということと

・大量の作品が持ち運びできる。

・生産者(著者)からするとコストが安く、利益率が高くなる。

・重量が軽い。

といういい点があります。

 

一方で、紙媒体の良いところはどんなところが挙げられるでしょうか。

・形として手元に残る。

・表紙や裏表紙も含め、現物を見て触る楽しさがある。

・栞を挟むとオシャレ

・落としても壊れない。

・紙の香りが楽しめる。

・「目で見る」「触って感じる」「香って感じる」と情報量が多いため、電子媒体よりも記憶に残りやすい。

・電子画面による目の疲労がない。

・作品ごとの単品貸し出しが出来る。

・プレゼントが出来る。

・長期保管が出来る。

個々の意見を含めると他にもいくつかあるでしょうか。

 

じゃあデメリットはそれぞれ何があるでしょうか。

紙媒体

・相対価格として、電子媒体よりも高コストで購入費用も割高

・保管場所をとる。

・長期間の保管により色褪せる。

・水や火に弱い。

・汚れが染み込む。

・重い。

・読み込むと癖が出来てしまう。

電子媒体

・衝撃や劣化によりデバイスが壊れる。

・デバイス購入の初期コストがかかる。

・肌触りや紙の香りが感じられない。

・情報量が紙媒体より少ない。

・目が疲れる。

・自分専用で他者に譲渡したり、貸したりすることが出来ない。

・紙媒体でしか売られていない書籍がある。

 

こんなところでしょうか。

 

私の主観的な意見を話します。

電子媒体書籍に触れたことはないですが、電子書籍だと、黒い文字でしか本の情報が分からず、一度読んだ本の内容も忘れてしまうような気がします。

それに、紙媒体と比べ、本への愛着が薄れる気がするんですよね。

紙の香りって本によって違うし、重さ、デザイン、文字や書籍の大きさ、表紙や文字の色、それらをトータル的に含めた本への印象って1冊1冊全然違うんです。

なので、私は紙媒体の書籍をこれからも選びたいと思います。

 

紙媒体と電子媒体どちらも人を選ぶとは思います。

「時代の波から合理性で生まれた電子媒体書籍」

「普遍的な要素を持つ紙媒体書籍」

さて、私たち人類は、未来ではどちらを選び続けるのでしょうかね。