逆転の発想は人生を豊かにする。
皆さんの脳は柔らかいですか。
それとも、固いですか。
また、頭は良い方ですか。悪い方ですか。
どんな方であれ、行き詰ったときなどに、
「こう考えると上手くいくんじゃないか?」
と思う事を話してみます。
ちょっと立ち寄って考えてみてください。
私は頭も悪いし、思考は割と一方的で融通が利かない。
元々そんな脳の特徴でした。
世の中、安全にコツコツ生きるのが良いことは親の教育でも教わり、
それが正しいと信じて生きてきました。
でも、いろんな本を読んだり、ネットで様々な意見を見聞きしたり、
社会人として多くはないけども職場で関わったりする中で、
自分は真面目で頭が固いという事がわかりました。
「じゃあ頭を柔らかくしたらいいじゃん。」
「真面目に働くのをやめたらいいじゃん。」
という短絡的思考でいましたが、
結局自分ではない自分になるのは無理なことに気づきました。
私はさらに自問自答や思考を巡らせて考えていると、
”逆転の思考”をすることに一つの筋道を見出しました。
悟りを開いた。といっては過言なので控えめにしときます(笑)
”逆転の思考”とはどういうことか。
例えば、仕事で上司に怒られるとする。
怒られるのは嫌だし、直そうとする。
そして、次は怒られまいとする。
これって一見正しいことなのですが、
ここで「怒られないようにする」という選択肢を選ぶと、
その上司のいい様に”コントロールされることを受け入れている。”
ということと同じだと考えます。
その上司からすれば怒って相手を自分の思うようにしたいということなのです。
なので、どう考えるか。
まず、”怒られてもかまわない”と思うこと。
何が不味かったのかは振り返って反省はするべきなのですが、
主体性をもって次に活かすためには、怒られることも”想定範囲”とします。
そして、自分なりに考えて行動をする。
その結果として失敗したとしても、
「私はこのように考え、その結果このような失敗に繋がってしまいました。次は、このようにしようと思います。」
と主体性をもって上司に報告ができるようになります。
こうすることで少なくとも怒られるだけでは終わることにはなりません。
事前に失敗するかもしれなかったり、前準備の段階でわからない点は上司に相談することで、失敗したとしても上司自身にも責任が生じるので仕方がなかった。となるわけです。
このように前向きに考えることに繋がるので、まずは”受け入れる”ことで、冷静になれますし、”逆転の発想”で幅広い選択肢や考え方が出来るようになります。
他にも、
食べ過ぎで太ってしまったのなら、
①”太ってもいい””好きなものを食べて太ったのなら幸せ太り”とまずは許容する。
②これ以上太るとどうなるかを考えたり、情報収集や分析をする。
③食生活を見直し、その結果他の利点として、食費が抑えられたり、体型や体質改善で健康になるといういい方向へ向かう。
「太ってしまった。あー痩せなきゃ。」と躍起になるのはストレスで、
さらに食べ過ぎてしまう恐れが生じます。
寝すぎてしてしまったときも、
よく眠れて、しっかりと疲れをとることが出来た。
と考えることで体の健康のためにいい結果となります。
つい衝動買いをしてしまったな。と後で思ったときも
「たくさん買い物ができて私は幸せものだ。せっかくこれだけ買ったのだから、買ったものを一つ一つじっくりと封を開けて楽しもう。」
そう思えば後悔が楽しみに変わります。
「ああ、しまった。」
「~すればよかった。」
というのは、思考や気持ちを塞ぎ込んでしまいます。
事実は変わりませんが、
”考え方を変えることで気持ちが変わります。”
人生というテーマで「後悔をしないように過ごせ」という風潮がありますが、
”後悔上等、好きなように過ごせばいい。人生すべて暇つぶし。”
と考えればいい。
無意識にとった行動には何かワケがあり、
気持ちや心の揺らいだものにはその人にしかない価値がある。
そう考えることで、
人生少しは楽しく過ごせるのではないでしょうか。