前向き思考でゆるりと生きる。

人の振り見て我が振り直す。

凡人は努力し続けるしかない。

私が住む東海地方も数日前に梅雨に入りました。

梅雨というのは、

明確な決まり事がなく、

「おおよそ梅雨に入ったといっていいだろう。」

そういった判断で気象予報士から伝えられているようです。

 

ところで、”梅雨” って語源はなんでしょうね。

知っていますか?

 

 

知っている人は見識のある賢い方でしょう。

知らなくて調べてみた方も有能な方でしょう。

知りもせず、

調べもしなかった人は好奇心が弱く、

仕事も勉強もイマイチかもしれませんね。

(憶測かもしれません。)

 

 

何か新しい情報やモノに触れたとき、

”どういう行動をするのか”

”どう捉え考えるのか”

”好奇心を持てるかどうか”

”アンテナを広げられるかどうか”

というのはとても大事なことです。

 

知らないことに興味を持ち、

覚えたり理解を深めたりすることは見識を深めることに繋がります。

見識を深め続けられる人は「賢者」

つまり賢い人間です。

 

才能があるとか優秀かどうかとか、

そういった話ではなく、

”努力することが出来るかどうか。”

という話なのです。

 

 

無知の知

という言葉が最近、

私の中ではよく見聞きするようになりました。

 

以前からある思考で、

哲学や心理学などの分野で登場する用語です。

 

無知の知」という言葉を知らない人は、

ちょっと調べてみてください。

 

直訳すると、

「知らないことを知ること」

です。

 

どういうことかも付随して理解しようとするのが普通の人の思考だと思いますが、

よく氷山の一角で例えられます。

 

表面に見えている氷はほんの一部であり、

重要なのはその下に埋まっている氷です。

 

ただ見ただけでは、

・どれだけの大きさか

・どんな形をしているのか

・重さはどれだけあるのか

などは知ることはできません。

 

ですが、

見えない部分に着目し、

いかに予測するのかを考えることが、

本質の理解に繋がります。

 

北極あるいは南極で大船を操縦する際、

艦長や操縦士は氷を見つけたらとても気を遣います。

 

氷というのは決まりきった形をしていないので、

軽く避けたつもりが海面近くに、

大きく尖った氷があれば船を傷つけてしまいます。

結果、船に穴が開いたりして浸水してしまう事態にもなりかねません。

 

 

あらゆる物事にはこの氷山の一角理論が当てはまるといっていいと思います。

目に見えていることだけに着目し、

判断を下すというのは愚か者の所業なのです。

 

この考え方で世の中と向き合わなければ、

人間としては最下層の部類に入るでしょう。

 

差別的な扱いと思うかもしれませんが、

これは真実です。

賢い人間こそ、

より人の上に立ちます。

 

 

以前のブログ記事で、

「人間は考える葦である」

と言いましたが、

無知の知

として考えることが人間が成長し、

よりよく生きるための唯一の術だと考えます。

 

では知らないことを知るにはどうしたらいいのか。

 

それはもう”考え続ける”ことしかないと思います。

 

本を読んでも、

勉強をしてもそれでもまだまだ足りない。

そう思い続けることが次に繋がります。

満足してしまうとそこで思考は止まります。

 

「人生は死ぬまで勉強。」

そう口にする人は見識や知性のある素晴らしい人間です。

 

でも、

こんなに賢い人はとてもなれない。

そう感じてしまうかもしれませんが、

この人は短期間でそこまで辿り着いたわけではないはずです。

コツコツと努力をし続けた結果です。

 

広く視野を持ち、

思い込みや固定観念を捨て去り、

本質や真実を確かめようとする探求心や好奇心を持つこと。

 

脳は休むのが仕事です。

休むことも大事にしながらも、

脳を働かせるときはしっかりと働かせましょう。

 

 

普通の人や凡人、

頭の悪い人などは努力が実力に直結するといって過言ではありません。

 

才能や優秀な人というのはごく一部います。

ですが、

おおよその人間は凡人です。

努力を厭わずに続けられる人もまた才能のある人。

 

努力は難しいですが、

なるべく習慣化してみたり、

努力する方向性を考えてみたり、

上手くいっている人の考え方から学んでみたりする。

 

「賢者は歴史に学び、愚者は経験から学ぶ。」

この格言のように、

すでに経験をした人から話を聞いたり、

読書を通じて知識を得たりすることで、

自分で1から始めたりするよりも数倍早く学びとることが出来ます。

 

人生豊か過ごしたいのであれば、

努力し続けるしかありません。

凡人は才能のある人には敵いませんが、

努力をすることで差は埋めることが出来ます。

 

ただ、

頑張りすぎると心身ともに疲弊していましますので、

疲れる前に休むということも大事にしていきましょう。