前向き思考でゆるりと生きる。

人の振り見て我が振り直す。

「ネットサーフィンは無駄なのか」について考える。

皆さんはついネットサーフィンをしてしまう事はありませんか。

私は、パソコンを開くと、開いた回数の半分ぐらいはネットサーフィンをしています。

今回は、ネットサーフィンの良さと悪さについて考えたいと思います。

 

まず、ネットサーフィンって何なのか。

 

「Net + Surfing = 網・ネットワーク + 波乗り」

という造語ですね。

 

Goo辞典によると、

インターネット上のウェブサイトを検索したり、リンクをたどったりして、次々と閲覧して回ること。仕事で情報を検索することのほか、趣味であてもなく世界中のウェブサイトを見て回ることにもいう。」

となっています。

 

インターネットの普及をし始めた1990年頃に使われ始めた用語のようです。

ネットサーフィンをする人をネットサーファーとも言いましょうか。

ネットサーファーが増えることでWebの世界はどんどん発展をしてきたわけですね。

経済面や社会面でみると、とても良いことだと考えられます。

 

では、インターネットの持つ役割を確認していきます。

・人と人を繋ぐ

・直接会わずにコミュニケーションがとれる。

・大人数と同じ情報を共有できる。

・情報管理が楽になる。

・自分を意見を社会に発信できる。

・新しいビジネスが生まれる。

・買いに行かなくても買い物が出来る。

・暇つぶしになる。

・調べ物が簡単にできる。

・匿名で課題解決することが出来る。

こんなところでしょうか。

 

日常生活をするには欠かせない存在となっている現代社会ですが、

ないと困るかというと最低限の暮らしをする上では必要性はほぼないでしょう。

インターネットに接続できなくて困ることはあっても、死ぬことはありません。

 

次に、インターネットに接続して何をするかについて考えます。

・調べ物をする。

SNSを見たり、誰かとコミュニケーションを行う。

・ゲームをする。

・動画を見る。

・ニュースをみる。

・メモ書きをする。

・個人情報を管理する。

・ブログをみたり、書いたりする。

・勉強をする。

・買い物をする。

・お店に予約をする。

・インターネットを活用した仕事をする。

・デジタル書籍を読む。

・チャットやビデオで遠くの人間と繋がる。

など。細かく上げるとキリがないのでこの辺で締めます。

 

皆さんも振り返って考えてみると分かりますが、今の私たちの生活は、インターネットに接続する事で豊かな生活を送れており、インターネット依存型の生活を営んでいるともいえます。

 

良い面もあるという事は、当然悪い面もあります。

インターネットの社会が発達して、新たな問題も次々と出てきます。

 

学校では、SNSのグループ内でも上手くやらなければ人間関係に影響を及ぼしたり、匿名でやりとりをしているにも関わらず、自身の発信に対しての評価によって、精神的に傷がついたり、あるいは他者を傷つけたりしているわけです。

 

インターネットビジネスが増えれば、悪質な詐欺などをする人も出てきます。

データ管理がしっかりとされていなければ、会社や組織の機密情報、あるいは個人情報が流出してしまったり、セキュリティをハッキングして破り、お金や情報を抜き取る事件も後を絶ちません。

 

しかも、インターネットで起きたトラブルは法に触れないものであれば、解決は基本的に自己責任となります。人と相談をして解決するとしても、やはり当人でなければどうにもならないこともあります。

 

インターネットに発信した情報はずっと残り続けるという側面がありますが、知らない人も世の中には沢山いて、知らずにやっている人は、やれ馬鹿だ、愚かだと揶揄されることも珍しくありません。

 

インターネットに繋がるという事は、自分の生活圏が無限のように広がり、多種多様な価値観であったり、常識であったりが存在するわけで、一概にこれが正解・不正解とはならないのです。

 

インターネットに繋げるという事は、そういった事実も認識している必要がありますし、自分を守るためにも、インターネットそのものについての知識は必ず備えているべきです。

 

便利なものでも、リスクはあると考えて行動できるようにならないと、人は道具に使われるという顛末になってしまいかねないと思います。

 

タイトルにある「ネットサーフィンは無駄なのか」というのは、時間という概念で考えると、インターネットにいる時間は脳の意識がその中に入っている状態にあたるので、気を付けないといけないという警鐘の意味です。

 

脳は目の前のことに夢中になると当然、周りのことへは意識がいきません。

なので、”時間や目的・用途を決めてからインターネットに接続するようにする。”

ことで時間の浪費になってしまうことを予防していくべきだと考えています。

 

私たちの体は、デジタル化できないという絶対真理のもとに、現実世界を中心に生きることも忘れないようにしたいですね。