前向き思考でゆるりと生きる。

人の振り見て我が振り直す。

コロナウイルスがもたらした世界と今後はどうなるのか。

コロナウイルスが発生して1年以上が経ちました。

 

初めは「コロナウイルスって何?」ぐらいの認識がありましたが、

感染力がとても強いことと、

重症化すると死亡するケースが出てきて、

とくに高齢者を中心に多く発症しました。

 

発症者のデータから紐解いて、

基礎疾患のある方が重症化しやすいことが分かり、

若者で元気な人には感染しても無症状であることが多いことも分かりました。

 

ウイルスというのは人類が昔からずっと戦ってきた相手です。

欧州で大流行したペストやスペイン風邪天然痘など、

日本でもインフルエンザやノロウイルスという脅威が身近に存在してます。

 

ウイルス抗体が免疫機能として働いていれば、

発症は抑えることが出来ますが、

免疫力の低下している状態ではやはり発症してしまいます。

 

インフルエンザの予防接種を毎年受けている方も多いと思いますが、

毎年受けるのは、

ウイルスが変異しているからです。

 

今回のコロナウイルスも変異スピードも驚異的です。

イギリス株と言われる変異型、

インド株と言われる変異型が日本でも蔓延し始め、

さらに感染力が強く、

感染者数が激増しています。

 

自粛とリモートワークでは抑えきれていないのでしょう。

接触感染と飛沫感染が主ですから、

マスクと手洗い、

そしてアルコール消毒。

3密を避けてよく換気をする。

もっと徹底的にやればゼロに近い数値にはなるでしょう。

 

しかし、

人の免疫機能にコロナ抗体が出来るためには、

①コロナ感染する。

②ワクチンを打つ。

この2つしかないわけです。

 

一番身近なインフルエンザウイルスをみるとわかりますが、

ウイルスが完全に自然界から消えるという事はありません。

なので、

人が免疫を作る以外に乗り越える手段や方法がありません。

 

かといって、

じゃあどんどん感染して免疫作ればいいじゃん。

というわけにもいきません。

 

感染力が強いという事は、

感染者はネズミ算式に増えるという事です。

ということは、

母数が増えることで重症者・重篤者が増えるという事です。

 

重症化率でいえば数%なのですが、

同じ健康状態の人ばかりではないので、

たかがか数%とは侮れません。

 

感染力が強いというのは本当に恐ろしいです。

 

現在はワクチン接種がすすんでいて、

2回打つ必要がありますが、

漸く明るい未来への先が見通せる段階にきたのではないでしょうか。

 

現時点で世界のワクチン接種率は約1割だそうです。

6割の人がワクチン接種などで抗体を持てば安全ラインともいわれたりしますが、

まだまだ課題があります。

 

・2回目のワクチンでどのぐらい免疫が続くのか。

・変異型にはどれだけ有効なのか。

・さらなる変異株の登場でどれだけの感染者が増えるのか。

・経済も含めた社会的機能は今後はどのような対応になるのか。

 

手探りな状態が続いてはいきますが、

リモートワークや人3密は防いでいくという姿勢は変わらないという説があり、

どうやらコロナ以前とは同じ生活には当分戻れそうにありません。

 

失業者も増えていますし、

経済をどう回していくかがはっきりしないことには、

企業側も人を雇ったりすることにも慎重になります。

 

絶対に必要なインフラ、行政、生活必需品、金融、エネルギー、不動産、医療・福祉、教育等の分野はIT化、IoT化などによりデジタル化が急務です。

 

今回のコロナ渦により、

日本のデジタル化が全然すすんでいないことが浮き彫りになりました。

先進国ながら、

デジタル後進国といわれるほどです。

今後の日本はおそらく、

IT分野に力を注ぎ発展していくことは間違いないでしょう。

 

なので今すべきことは、

ITに関する知識や技術を少しでも身に着けておくことです。

 

WordやExcel、PowePoint、メールが使えるだけでなく、

タイピングやネット検索、

SNSの活用などは当然のことながら、

プログラミングやマーケティング

ライティングのスキルも必要になると考えられます。

 

情報を発信する力とか、

正しい情報収集をする力とか、

見えない相手とのコミュニケーション能力も大事となりますね。

 

しかし、

元々パソコンを使うのが得意ではなかった私から言わせると、

急にこれらの知識や技術は身に付きません。

何年もかけて漸くパソコン作業に慣れたといっていいぐらいです。

苦手意識のある方は今から少しずつ慣れておくことをお勧めします。

 

 

コロナ渦で家にいることが多くなって、

色々な面を考えるとどうも悪いことばかりでもないと感じています。

 

内向的な人にとって、

・アフターファイブの付き合いがない。

・人とわざわざ会わなくていい。

・外に出なくていい。

・出かけても人混みが殆どない。

・なるべく家にいていい。

・自分の時間が増えている。

といった大きな利点があります。

 

私も内向的なタイプなので、

籠り生活もむしろ快適です。

もともと人と会うと疲れやすいタイプなので、

仕事は対人業務な自分からするとプライベートは一人でいたいのです。

 

自分の好きなことをしていられる時間も増えていて、

読書や映画を楽しんだり、

ラジオや音楽を聴きながら料理をして食事をすることが出来ています。

家トレも捗っています。

 

外出してはダメとか思うと気が滅入りますが、

家で好きに過ごしていいんだと、

なんだかゆっくりと休める時間をくれていると思うと気が楽になりませんか。

 

幸い日本では、

散歩とかウォーキングとか、

外に出歩くこと自体は禁止されていません。

密集しなければ外で人と会うこともできます。

 

免疫学の分野でいうと、

マイナスなネガティブ思考でいると、

精神面での落ち込みから免疫機能も下がることが知られています。

なので、

嫌な方でばかり捉えるのではなく、

現状を受け入れながら良い方向へ生かすことを考えていきましょう。

どう足掻いたって人は大自然には敵わないのですから。