自分を変えて新しい自分を見つけよう②
前回の続きです。
前回、自分の変えるためには外部からの刺激が必要といいました。
今回は、どう自分を変えていくかについて考えていきます。
「自分を変えるための方法」について
①目標設定をする。
外部からの刺激によって自分を変えたいという意思が芽生えたところで、
まず、”自分をどう変えたいのか?”ということを考えてみてください。
例えば、
「プログラミングが出来るようになりたい。」
という思いがあるとして、
「具体的に出来るようにしてどうしたいのか。」
と深堀して考えていきます。
そして、最終目標を出来るだけ具体的にします。
「プログラミングの勉強をして、Javaが出来るようになり、アプリを作って販売
したい。」
というふうに具体的な目標設定をしていきます。
他には、
「彼女や彼氏が欲しい。」
という願望に対して、ただ欲しいだけでは何も叶いませんね。
・「彼女や彼氏を作ってこんなデートがしたい。」
というデートに焦点を当てているのか、
・「将来、結婚を見据えていい相手を見つけたい。」
と、結婚という未来を考えているのか、
あるいは、
・「楽しく遊んで日々を充実させたい。」
と、遊び相手が欲しいのか。
これらをはっきりさせる必要があると思います。恋愛は出会いなのでそもそも目標なんていらないと思えばそれまでですが・・・。
私が言いたいのは、目標がなければ適当にダラダラとやった気になったり、無計画で挫折をしてしまうということです。
「ダイエットがしたい。」「身体を鍛えたい。」
とただ思うのではなく、
・何キロ痩せたいのか。
・体脂肪率を落として健康的な体になりたいのか。
・筋肉をつけてモテたいのか。
・そもそも体力をつけたいのか。
具体的な目標を設定しないと間違った努力をしてしまい、無駄になってしまいます。
②目標設定をしたら、計画を立てる。
当たり前のことですが、計画を立てるのは必須です。
人は急には変われません。
突然の変化が起こるときは、それなりに大きな刺激を受けるときです。
大きな不幸があったとか、命の危機を感じたとか、宝くじが大当たりしたとか。
そんなこと日常ではごくわずかな可能性です。
最初に挙げた事例で、プログラミングを習得する話で言うと、
まず、情報収集が必要ですね。
・どのぐらいの難易度で、習得にはどれだけかかりそうか。
・Javaの勉強方法
・プログラミングの基礎知識を得る。
・Javaでアプリを作るために必要なものや手順など。
これらの情報を集めてから目標に向けて勉強を始めると筋道が見えていて、
進捗状況を把握できるでしょう。
次に、”どのぐらいの頻度でどれだけの時間を費やすか。”
以前のブログで、継続が大事であることを書きました。
出来るだけ毎日やることで少しずつ出来ることが増えていきます。
・平日は忙しいので30分だけ取り組む。
・早く寝て毎朝1時間取り組む。
・休日は出来るだけ不要な予定を入れず、半日(5~6時間)を費やす。
など、自分の無理のない範囲で決めごとを作ります。
あとは、取り組むのみです。
やる気云々はやってから気にすればいいことです。
毎日やると無意識に習慣化するので辛いのは初めのうちかと思います。
続いて、2つ目に挙げた「彼女や彼氏を作る。」
ですが、今の時代、出会いは自分が動けばいくらでもあると思います。
本気で作りたいならマッチングアプリやSNSで知り合って、少しずつ関係性を作ったうえで、今度オフ会や食事会でもしようと誘ってみるといいですね。
あと、やはり人と人との出会いなので縁なんですね。
「袖振り合うも他生の縁」ということわざもありますので、
出会った人を忘れず、人脈づくりを励むことでいい出会いに結びつくかもしれません。
知っている連絡先を片っ端から当たってみるのもいいかもしれません。
最後に挙げた「ダイエット」「体を鍛える」に関しては、
1.正しい情報収集。
2.自分に合ったやり方を見つける。
3.取り組む。
4.継続する。
ざっくり言うとこれしかないです。
ただ、無理のない範囲で行ってください。
肉体改造は強度や期間が短いとケガや病気のリスクを伴います。
私も肉体改造は取り組んでいますが、
そこそこいい身体が手に入るまで1年ぐらいはかかっています。
食生活を変えることやトレーニングを続けることは結構ストレスですし、何度も挫折します。
挫折したってまた取り組めばいいと”ゆるい心持ち”でいた方が続きます。
経験値としていえることは、初期反応は大きく、その後はゆるやかに変化します。
「なんだ、こんな簡単に変わるじゃないか。」
と思ってさらに続けると、
「こんな頑張ってるのになんでこれ以上変化がないの?」
と怒り落ち込んだりします。
苦しければ諦めて大丈夫です!!
でも、諦めないでください。
「え?どういうこと・・・」
と思うかもしれません。
一旦諦めると気持ちが楽になるので、またやりたくなったら取り組んでください。
ということです。
前に取り組んで挫折した経験は忘れません。
そして、次に取り組んで挫折した地点を乗り越えたときはまた達成感があります。
挫折&リトライを繰り返すぐらいでも十分です。
ゆるくでいいんです。
人はどうせ急には変われません。
ゆるくかまえて、備えは少しずつ蓄えていけば、かならず努力は報われます。
「新しい自分を見つけよう。」
だなんて、大層な切り口で話した割にありきたりな話になりましたが、
やっぱり自分を変えるという事は大変なんです。
変わった自分も自分だし、変わらなくても自分という存在に変わりはありません。
何が起ころうと、自分を受け入れて、前に進む。
後ろはありません。
無理して自分を変えなくてもいいから、今を生きることに意識を向けていきましょう。
文庫本のご紹介ですが、
私が、肩の力を抜いて考えられるようになった1冊です。
いつも気を張ってしまって疲れる人、真面目に考えすぎる人などは、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。