前向き思考でゆるりと生きる。

人の振り見て我が振り直す。

夏と冬どっちがいいの議論

梅雨が明けて、

蝉が泣き始める季節となりました。

もうすぐ夏休みを迎える人や、

お盆休みを控えた人など嬉しいイベントが楽しみな人もいるでしょう。

今年もコロナ自粛は続くので家でまったりできると思う人も、

暑いので辛いという人もいると思いますので、

よくあるこんな議論を本気で考えて夏に立ち向かっていきましょう。

 

夏が好きな人

冬が好きな人

どちらが多いと思いますか?

あなたがどちらが好きですか?

 

私個人としては、

料理がおいしく感じたり、お洒落が出来たり、

温かいという幸せが実感できるので冬が好きです。

また運動しやすい季節でもありますよね。

 

 

今回はこの不毛な議論についてそれぞれの季節について

私なりに色んな視点から見てみます。

 

まず、好きか嫌いかでいうと…

夏季に聞いた場合と冬季に聞いた偏りが生じるので、

色んなデータからみてみます。

 

データ①

夏派  約6割

冬派  約2割

その他 約2割

中学生は冬と夏、どちらが好き? 理由はやっぱりあの○○○|ベネッセ教育情報サイト (benesse.jp)

 

データ②

夏派 56.8%

冬派 43.2%

二択でスッキリ、あなたはどっち?|ハピ研|アサヒグループホールディングス (asahigroup-holdings.com)

 

データ③

四季の好みとしてみると、夏と冬を合わせても3割。

夏2割 冬1割という程度。

夏の良いところ悪いところは?冬のいいところ悪いところは?夏冬も比較 (food-mylife.com)

 

データ④

電気代の差では、冬の方が圧倒的に高い。

冬と夏はどちらのほうが電気代が高い?統計で比較してみた - エネインフォ(eneinfo) (ene-free.jp)

徹底検証! 冬と夏、どっちが電気代ってかかるの? | 【レオパレス21】ひとり暮らしLab (hitorigurashi-lab.com)

 

その他参考データ

・洗濯物の乾きやすさ ➡ 夏 > 冬

感染症リスク    ➡ 夏 < 冬

・季節が原因の死者数 ➡ 夏 < 冬

熱中症より凍死による死亡者の方が多い。)

・車の燃費      ➡ 夏 < 冬

・自然災害の多さ   ➡ 夏 > 冬

・休日の長さ     ➡ 夏 > 冬

・イベントの多さ   ➡ 夏 > 冬

・睡眠時間の長さ   ➡ 夏 < 冬

・セールの多さ    ➡ 夏 < 冬

・平均体温幅     ➡ 夏 > 冬

・血圧変動幅     ➡ 夏 < 冬

・日照時間の長さ   ➡ 夏 < 冬

・身体トラブルの多さ ➡ 夏 > 冬

・精神トラブルの多さ ➡ 夏 < 冬   

 

 

極暖と極寒で考えると、

地球で一番暑い赤道付近でも生活している人種はいますが、

北極や南極で生活している人種はいません。

(現代の科学技術なら北極や南極で生活することも出来ます。)

 

次に、夏の魅力と冬の魅力で考えます。

<夏の魅力>

・夏祭り

・花火

・かき氷

・アイスクリームが美味しく感じる。

・休日が多い。

・衣類が乾きやすい。

・海やプール、川で泳げる。

・日照時間が長い。

・甲子園

・衣類代がかからない。

・緑が美しい。

 

<冬の魅力>

・料理がおいしいく感じる。

・虫がいない。

・お洒落がしやすい。

・害獣も冬眠している。

・空気が澄んでいて、雪も降るので景観が楽しめる。

・スキーが出来る。

・運動後のクーリングがいらない。

・睡眠が心地よい。

・夏より賞与支給が多い傾向。

・温泉やお風呂が気持ちいい。

・食べ物の保存に良い。

 

こうして様々な視点から考えると、

楽しい出来事は夏に多い印象で、

冬は気を付けなければならないことが多い印象ですね。

 

 

日本における四季の中では両極端な季節となりますが、

地球の緯度的にはそれ程寒い地域でもなく、暑い地域でもありません。

日本は熱帯気候の地域にあたるので、湿気がある程度年間を通じて高い方です。

 

寒さ被害でによってなくなるリスクは低いですし、

暑さそのもので亡くなるリスクは低い方です。

ここ数年、猛暑のによる熱中症リスクが上がっていますので注意は必要ですが、

水分と塩分摂取に気を付けていれば快適な国といえます。

 

四季を感じながら変わりゆく過程も、

その時期でしか出来ないことに目を向けることで

1年1年を楽しく過ごすことが出来るのではないでしょうか。

 

皆さんはどちらの季節が好きですか?

 

夢を持つとAIに食われる?

皆さん、子供の頃の夢は何ですか?

また、現在の夢は何ですか?

 

子供の頃も今の夢も変わらない人は、

きっとこの先も変わらず追い続けることでしょう。

 

 

私の子供の頃の夢は宇宙科学者と、

何となくカッコいいので消防士でした。

 

実際に消防士になることは全く興味が湧きませんでした。

 

宇宙科学者に関しては、

子供の頃に宇宙に関する図解なんかを見ていて、

宇宙に広がる無限な世界に未知なる故の興奮を覚え、

将来は、宇宙について解き明かす科学者になれたらいいな。

そう思っていました。

 

しかし、大人になるにつれ、

得意な算数はライバルが増えて平凡化し、

理系分野で数学に挫折を覚え、

自分の可能性を自ら断つことになりました。

 

あと、宇宙は孤独と恐怖の世界であると知った途端、

宇宙についての知識欲が弱くなってしまったのです。

それに、解き明かしたところで人類の将来のためにはなるかもしれないが、

自分の人生に大きな影響を与えるわけではないと気づいた時でもあります。

 

大人になるとは皮肉なものです。

子供の頃の純粋さは、世の中を知れば知るほど失われていくのですね。

大人の事情というやつでしょうか。

 

 

 

お金持ちになりたいとかいい家に住みたいとか、

幸せになりたいとかといった抽象的な夢は、

何となく自己満足で叶えられたような気がしてしまうものです。

 

反対に、具体的な夢でいうと、

・この職業につきたい。

・会社を興したい。

・世界一周旅行がしたい。

宇宙旅行がしたい。

・田舎でゆっくりと自給自足の生活がしたい。

他にどんな夢があるでしょうか。

 

夢というのは、

抽象的である程に近づきながらも叶わず、

子供の頃に描いた夢が具体的であるほど叶いやすい様に思えます。

ビジネス的思考でいうところ、

目標は具体化して逆算すると達成しやすくなることからです。

 

しかし、長期的な目標である程に、

時代はどんどんと先を行くので叶いづらくなったりもするのです。

 

その一つにデジタル化です。

以前のブログでも度々デジタル化の話をしてきていますが、

IT技術の進化は必ず起きます。

それに伴ったIoTやDXの流れも加速していきます。

 

アナログのまま残されるものは、人間にしか出来ない部分です。

つまり、AI技術が決して行き届かないところがあるということです。

 

それは何かと考えると、

人にしか存在しないと言われている「心」の部分です。

人間の5つの感覚あるいは6つの感覚も含め、

5つの基本感情のことです。

 

例えば、食事にしても何か趣味にしても、

全く別の感情や感想を持つものです。

全員が美味しい・楽しいと頷くものなど存在しません。

人によって感じ方が違うというのは不思議なものです。

 

人の性格や人格、

様々な個性はAI技術にとって替われるでしょうか。

どれだけ優秀なAIロボットと会話をしていても、

やはり生身の人間と会話をする方が感じることが多く、

色んな感情を持つことが出来るのではないでしょうか。

 

どうやら、

人間には2185個もの感情が存在するようです。

参考文献

人間が抱くすべての感情の数はいくつ?|アイズプラス is-plus|note

 

AIはおそらくすべての感情をインプットし、

又、場面ごとの適切な感情をパターン認識し、

あたかも、感情があるように見せかかけることは得意でしょう。

どうしてそういう感情を抱くのか聞くと恐らくこたえられるでしょう。

でも、人間だったら多くは、分からないと答えるはずです。

それがいいのです。

 

人にしかない部分というのは、こういった答えられない。

分からないという表現も大事な意思表示なのです。

 

 

では、どういった部分がAIに取って替えられるのでしょうか。

例えば自動車業界でいえば、

世界各国で自動運転技術が進められています。

日本でもホンダのレジェンドがレベル3の自動運転技術に到達しました。

 

レベル3はほぼ完全自動運転のレベルです。

企業導入にはもう一つレベルが上がらないと難しいですが、

ドライバーがいらなくなる時代がすぐそこまで来ています。

 

完全になくなることはないですが、

人が運転するよりも正確で、安全である。

ここに価値を見出す顧客は少なくないはずです。

設備導入という形で人件費を削って営業が出来れば、

会社の利益も上がります。

 

今、未成年で将来の夢にドライバーを志す人がいた場合、

10年後、あるいは15年後にこの職業は果たして、

目指せる環境になっているでしょうか。

 

運転技術以外の営業活動をする従業員募集に代わっているかもしれません。

集客担当の飛び込み仕事をしたり、

複数の顧客と遠隔でやりとりするオペレーターの仕事になったり、

客をもてなす人員として同席する移動ホストやキャバクラ化したり。

 

純粋なドライバーとしては不要な時代になっているかもしれません。

 

 

夢を持つことは大事なこととは言いますが、

出来るだけ時代の波に左右されないような抽象的な夢を描き、

世の中のことを知りながら、便利さにあやかりながらも

少しずつ夢を追い続けるというのが理想かもしれません。

 

こういった答えのない問題に立ち向かっていく人間こそ、

AI技術にはとって替えられない存在なのだと思います。

情報断食の正当性は?

デジタル化やIT化が進み、

今や小学生でも電子デバイスを通じて、社会と繋がるツールを持つ時代です。

 

日本はデジタル後進国なんて言われますが、ITの世界は5年もすれば大きく変わります。

通信技術でいえば10年ごとに”G”という単位で世代が切り替わります。

generation(世代)のです。)

2020年を迎えた現在では”5G”と言われています。

 

 

実際、アップル社のスマートフォン規格iPhoneに関しては、

毎年のように次々と新しい端末が発売されています。

少し前まで「iphoneX」が出たばかりかと、私の記憶に新しいですが、

現在は「iPhone12」が発売されています。

 

IT技術の進化の目まぐるしいこの時代、

もはやインターネットに接続できない人は時代から遅れをとっている

といっていいでしょう。

 

アナログな側面も多くを占めている日本ですが、

では、スマートフォンを持っていない人はどのぐらいいるのか。

いわゆるガラケー使用者もまだまだ多いですが、

時代の波に取り残されるわけにはいかないと、スマホに変える人も増えています。

 

 

しかし、

インターネットに繋いでしていることは、

「ニュースやSNSに触れること」

これが大半を占めるのではないでしょうか。

 

外を出歩き、いわゆる歩きスマホやら、

待ち時間はじっとスマホの画面を覗く人たちを見てみると、

過半数は ”LINE” や Twitter” を開いています。

 

携帯電話が普及したころから他者と繋がりを持とうと、

PHSから、メール、そして現在はSNSにに熱中しています。

 

身近な人だけでなく、見えない人とも繋がることはとても素晴らしいことで、

数十年前からすれば考えられない時代です。

 

 

本来の人間は、

身内数十人規模の生活圏内で特定の規模のテリトリー内で

人生の多くを過ごしてきました。

 

自動車が生まれ、電車が生まれ、移動手段が多様化し、いつでもどこにでも行ける。

そして、インターネットが普及して遠くの人とも繋がりを持てる。

かつてないほどのテリトリーが拡大しているのですね。

 

 

じゃあ生活は豊かになったかというと、

人間慣れると幸せも豊かさも実感が薄らいでいくもので、

「豊かになった気がする。」とかそんな程度でしょう。

 

インターネットといつでも繋げられる状況により、

情報はいくらでも得られるような状態となっていて、

必要な情報と不必要だけど勝手に入ってくる情報とが混在しています。

 

スマホの通知音やバイブレーション、ライトが光る。

自分のタイミングでそれを見ることが出来ずについつい通知を確認する。

これって奴隷と同じだと思うのです。

情報という名の飼い主に飼いならされた動物と同じことです。

 

だから”情報断食”というのが必要になってくるのです。

元々”情報断食”という言葉はありませんでした。

 

 

情報を断食する。

これって何だろう。

断食というのは大抵の人が知っていると思います。

 

食事でいうと、粗食ともいわれていますが、

ざっくりいうと最低限の食事で生活をすることです。

現代の文明人(主に先進国)は食べ過ぎなんです。

 

しかも、栄養価の低いものを食べている。

ご飯を食べていれば元気になるとか、朝や昼はパンやシリアル、麺類で済ます生活。

 

いわゆる糖質では栄養が大して含まれていません。

野菜や果物、動物や海鮮からとれる栄養が殆ど入っていません。

だから食べているのに栄養失調だとか、

必要なものを食べ過ぎて生活習慣病となるわけです。

 

 

実はこれが「情報」という概念でも起きていると考えてください。

人の脳が処理できる量はある程度決まっていて、

見たこと聞いたこと、五感で得たことすべてを脳が処理していたら、

「脳疲労」というパンク状態になってしまします。

 

SNSの通知ってそんなに必要ですか。

・気が向かないけど、惰性でインターネットに繋いでいませんか。

・会ったこともない人の言動がそんなに気になりますか。

・そもそも今の自分に、新しい出会いや顔の見えない相手と繋がっていることが必要で   

 すか。

 ・なんでもインターネットで情報が得られると思っていませんか。

 

インターネットを否定するわけではないのですが、

必要な情報と正しい情報を見極めることが大事なのです。

 

得たい情報があって、

調べものに本を漁りに図書館や書店に行く人は今でも多いですが、

インターネットで調べるよりも「質」という面では、

正解に近いのは本である可能性は高いです。

 

インターネットは情報を与えている人は不特定多数で、

しかも中途半端な知識が散りばめられています。

「別のサイトではこういっていたけど、このサイトは正反対だ。」

なんてこともあるわけです。

 

逆に本を出すというのは、

匿名かもしれませんがどこの誰かが分かるように名前が記載されます。

それをインターネットで調べるとどんな人かがさらに分かります。

 

こういった意味ではアナログも捨てがたいですし、

インターネットの使い方として正しいのではないでしょうか。

 

ただ、

本は出版社が売れると見込んだ分しか流通しませんから、

真実ばかりが本に書かれるわけではないという側面も理解はしておくべきです。

 

 

情報断食の話に戻りますが、

必要な情報と正しい情報を得られれば後は不要なもの

ということで、

まずは、自分自身で取捨選択をする必要があります。

 

”何を調べたいのか。”

”どの程度の正しい情報が欲しいのか。”

SNSで何をしたいのか。”

”目的は何か。”

 

これらをはっきりと明確化することから始めるのが良いと考えます。

私自身、必要な通知以外はストレスにしかならないので、

スマホ端末がおすすめしていても通知設定は切ります。

 

このおすすめの設定もメーカーなどが決めているわけですから、

すべての人が必然に必要ではないのです。

 

 

「あれもいいな。」「これもいいな。」

こんな弱い誘惑に負けている状態でいいのでしょうか。

 

人に勧められればつい乗ってしまう。

屋台からパンの香りがして美味しそうだからつい買ってしまった。

実はお腹は空いていないし、

財布の中に余裕もないけど我慢できないから買ってしまった。

 

いい情報だと勘違いして、

あれもこれも見てしまい、気が付いたら時間を無駄に過ごしていた。

「あー、休みがあっという間に終わってしまった。」

よくあることだと思いますが、

情報に振り回されていることに気づくべきです。

 

こういった人にはぜひ「情報断食」に取り組んでみることをおすすめします。

関連書籍が出回るぐらいですから、

社会への警告とも受け取っていいのではないでしょうか。

気を遣える人は言葉を選ぶ。

人に気を遣う事の出来る人ですか?

 

気の遣い方って難しいと思います。

必要な場面で適切な対応でないと、

相手が逆に気を遣ってしまうことになるからです。

 

例えば、

・満員電車で老人に席を譲った時

→「あー、いいですよ。次の駅で降りますから。」

→「気遣いありがとうございます。

   足腰が弱るといけないから座らなくても大丈夫ですよ。」

→譲ったその隙に他の若者が座ってしまう。

→「年寄り扱いしないでもらいます?」

なんて返されることもあるかもしれません。

 

実際に、

SNSで座席を譲ったら断られたケースが呟かれているのを見たことがあります。

 

文章を書くとします。

以下の文章を3パターンで書きます。

どの表現が一番読みやすく、気遣いを感じますか。

 

①ひらがなが多い文章

「けさ、学校へ子どもをおくりだしたあと、ほっとひといきついたもつかのま、

 あさ早くおきて作った、記おくのあたらしいおべんとうが、リビングのつくえの  

 上においてあったのだ。あわてていえをとび出して自てん車で追いかけたら、

 どうにか子どもが学校につくまでにとどけられた。」

 

②カタカナが多い文章

「ケサ、学校へ子どもをおくりだしたあと、ほっとヒトイキついたもツカノマ、

 アサ早くおきて作った、キオクのあたらしいオベントウが、リビングのツクエの

 上においてあったのだ。あわててイエをとび出してジテンシャで追いかけたら、

 どうにか子どもが学校につくまでにとどけられた。」

 

③漢字・ひらがな・カタカナの使い方が適切な文章

「今朝、学校へ子どもを送り出した後、ほっとひと息ついたも束の間、

 朝早く起きて作った、記憶の新しいお弁当が、リビングの机の

 上に置いてあったのだ。慌てて家を飛び出して自転車で追いかけたら、

 どうにか子どもが学校に着くまでに届けられた。」

 

どれが読みやすいでしょうか。

圧倒的に③だと思います。

 

では、①と②ではどちらの方が読みやすいですか?

また、気遣いはどちらの文章から感じ取れますか。

 

読みやすさで言えば①という方が多いと思いますが、

気遣いはわずかに②から感じ取れるかと思います。

この両者の差はなんでしょうか。

 

見慣れた文章であることと、

どちらも語彙力が不足していることです。

 

まず、

見慣れた文章かどうかという点。

①の文章表記ってどこかで見たことありませんか?

 

そう、子どもの文章です。

漢字を習いたての小学校低学年頃の文章力でしょうか。

知っている漢字の少ない状態での文章は、

親や教師などはよく目にするはずです。

日常から目にする機会がるので見慣れているので多少は読みやすいのです。

 

そして、どちらにも欠けている語彙力です。

漢字を知っているかどうかというのは、

ある程度、常識力とも繋がります。

また、適切に漢字を使うことで読みやすさを演出します。

これが文章における気遣いといえるでしょう。

 

この”適切に”というのがポイントで、

正式文書でいうと、難しく見慣れない漢字も多用されていて、

とても読みづらく目が疲れると感じる人も多いのではないでしょうか。

 

気遣いのある文章を書くときは、適切な漢字が使えるように、

語彙力を高める必要があるでしょう。

 

 

さて、日常での気遣いはどうでしょうか。

 

先ほどの満員電車でのご老人のように、

相手のことを考えないで気を遣うと、

逆効果になってしまう恐れがあります。

 

私が大事なだと思う気遣いへのポイントは、

「観察力」と「挨拶」です。

 

なぜかというと、

”相手が本当に困っているかどうかを見極める必要がある。”

ことと、

”いきなり話しかけられると警戒心が生まれるので解く必要がある。”

ということです。

 

例えば、

一生懸命にやっていて大変そうに見えても、

本人は運動やトレーニングのためにわざわざ汗をかき、

苦しみながら取り組んでいるかもしれません。

仕事としてやっているのかもしれません。

 

なので、

まずはその人の状況であったり、

言動や目線、体調などの目に見える情報を観察します。

 

それから、人は知らない人にいきなり話しかけられると、

大抵の人は警戒してしまいます。

いきなり善意を振り撒かれると恐怖心を抱くかもしれません。

 

そこで、

挨拶をすることで相手の警戒心は少し解れます。

挨拶というのは人間が重んじる礼儀や作法なのです。

 

「こんにちは、大変そうですね。」

「こんにちは、荷物重たそうですね。」

「お疲れ様です。忙しそうですね。手が空いているのですが、何か手伝えることありますか。」

「お疲れ様です。今何されてるんですか。困っていたらいつでも声かけてください。」

”挨拶+一声かける”

これをするだけで、相手にとっては随分が気が楽になると思います。

困っている時や大変なときというのはそのことに集中している状態なので、

声をかけられることで頭や視線が上がり、

視野が広がる効果があります。

 

物理的に何かをしてあげることまでいかなくても、

声をかけられることが気遣いとして相手に伝われます。

 

タイトルで「気を遣える人は言葉を選ぶ。」

とは、声のかけ方を選ぶということです。

 

 ✕ いきなり何かをしてあげる。

       ⇓

 〇 まずは声をかける。

 

気の利く人というのは言葉選びを大切にしているはずです。

声かけを意識すると、気の遣える大人になれる気がします

客観的思考はどうしたら出来るのか。

あなたはどれほど自分を客観視できていますか?

自己中心的な人と対象に、周りのことを気にかけられる人がいますが、

そんな人間になりたいものですね。

 

最近流行りの メタ認知” という言葉ですが、

主観的思考より客観的思考をすることを指します。

 

「客観的思考」メタ認知について調べてみます。

グーグル検索で最上位に引っかかったサイトを参考にします。

 

まず、「客観的思考」から

直接的な意味は見つからなかったので「客観的」で調べます。

mayonez.jp

 1.人の立場に立って気持ちや物事を考えられる。

2.幅広い視野や見解を持っている。

3.臨機応変な対応が出来る。

なんとなくイメージがつきますよね。

日本人の特徴である「忖度できる人」であったり、「冷静な人」「柔軟な人」は皆、

客観的思考のできる人と言えるでしょう。

 

 

次に「メタ認知

(参考サイト)

www.kaonavi.jp

 ・自分が認知していることを客観的に把握し、制御すること。

つまり、「認知していることを認知する」こと。

どういうことか。

→自分が認知するに至ったきかっけから結果に至るまでのすべてを、自分自身で把握すること。

 

んー、抽象的でまだ難しいですね。

もう少し具体的に知りたいところ。

 

どうやらメタ認知には2種類あるようです。

1.「メタ認知的知識」

自分の短所や長所、自分自身について知っている知識。

・「話すのは苦手だが聞くのは得意。」

・「つまづくとマイナス思考になる。」

こういった特徴を理解しているか。

さらに、不得意な部分をどうカバーできるかもわかっていることが大事。

 

2.メタ認知的技能

メタ認知的知識を把握したうえで、現在の自分自身がどうか確認したり、対策を講じたりする能力。

メタ認知的モニタリング」メタ認知的コントロール

に分けられる。

メタ認知的モニタリング」

メタ認知的知識を現在の自分に照らし合わせ、

悪い傾向になっていないか、知識が足りているか

などを確認していくこと。

メタ認知的コントロール

モニタリングで確認できたことを踏まえて感情をコントロールする、

改善に向けて行動を変え工夫することなど。

 

どうやら、

知識を得たうえで、モニタリングし、コントロールするという流れのようですね。

ビジネスツールとして扱われるPDCAサイクルの思考法と似ていますね。

情報収集⇒ 分析→計画→実行→分析→計画→実行→分析 ってところでしょうか。

 

さて、

これが出来ることがどう働くのでしょうか。

 

自分や相手が怒った場合の対処で、

「なぜ相手が怒ったのか」

「自分に非があったのか」

という冷静な視点で物事を見ることが出来ます。

この行動こそ客観的思考で、

現状分析したうえで次に活かしていける力こそメタ認知といえます。

 

これがもし出来ない場合はどうなるでしょう。

もう想像の通りかと思います。

「相手が怒り、なんで怒ったのか気にせず次もまた相手が怒る。」

「自分が悪いのではなく相手の機嫌が悪く、勝手に怒っているだけだ。」

と自己都合で決めつけてしまうでしょう。

 

両者の違いは客観的か主観的かの違いで、

一概にどちらが正解とはならないと思います。

しかし、仕事や勉強あるいは何かを目指したり高めたりしたい時には、

どちらの能力が必要になるでしょうか。

一度考えてみると日々の生活が何か変わるかもしれません。

 

 

ここからはトレーニングや身につけ方をみていきましょう。

客観的思考やメタ認知能力を高めるために何をすると良いのでしょうか。

 

先ほどのサイトでは、「日記を書くこと」をおすすめしています。

日常の感じたことや気づきを書面で思い返して残すことで、

モニタリング能力が向上するようです。

 

私が考える手軽にできる方法やほかの方法を紹介します。

保証はないですが、やってみる価値は十分にあると思います。

・アンガーマネジメントを学び活用する。

→感情的になる前に感情コントロール方法を身につけておくことで、

 冷静に物事の判断がつくからです。

・瞑想をする。

→流行の瞑想ですが、短時間でも効果のある方法です。

 瞑想経験者はわかると思いますが、頭が整理されてスッキリします。

・多様な価値観を受け入れる。

→十人十色、価値観や考え方も違うのですから、

 自分中心に物事を判断するのは他者を否定するのと同じことです。

・他人にアドバイスや意見を聞いてみる。

→他人は姿鏡です。

 自分のことをよく知るには他人からみた自分も知る必要があります。

・ストレスケアをしっかりと行う。

→現代病ですが、入ストレスの状況下では主観的思考に陥りがち、

 せっかくの客観的思考能力も主観的に落ちてしまいます。

 

 

 

客観的思考について簡単ながらも、調べたり意見を述べさせて頂きましたが、

あまり知らなかった方だったり、もっと学びたいときっかけになれば幸いです。

 

私も普段、SNSやこうしてブログを書いたりしていて、

客観的思考はとても大事な要素として考えています。

日常生活の中でも、とくに自由に発言が出来る場であるからこそ、

他人にどう見られるか、どう見られたいかというのは、

考えながら発信をするべきと自分自身に訴えながら投稿しています。

 

社会の中での自分の発言や発信はどう影響するのか。

健全であるべき環境は、一人一人のユーザーによって作られるものであり、

豊かなネット社会に貢献できるようにしていきたいものですね。

 

 

コミュ力がなぜ大事なのか改めて考えてみる。

皆さんのコミュニケーション能力は高いですか?

それとも低いですか?

 

「うん、俺はコミュ力高いから。」

「私はちょっと自信ないかも。」

「話すの好きなので高い方だと思う。」

こんなことを言う人はおそらくコミュ力が何なのかわかってないかもしれません。

 

 

数年前に大学を卒業した私は就職活動を経験しましたが、

企業採用で大事な要素として、

「人柄」「コミュニケーション能力」「実行力」なんかが

どこの企業も求める人物像でした。

 

どれも抽象的で、

社会人未経験な身分としては何やらサッパリでした。

中でも「コミュニケーション能力」とは、

話す力のことだと勘違いをしていたほどです。

 

・人見知りせずに話が出来る。

・相手の顔を見て笑顔で対応が出来る。

・相手の言っていることを理解して自分の意見を言うことが出来る。

まあこんなところだろうと思っていました。

 

でも実際のコミュニケーション能力は、

話す力はほんの一部なんですよね。

 

 

コミュニケーションについてまずは辞書で調べてみますが、

まず英語表記での意味から

「communication」(goo辞書より)

  1.  社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。

  1.  動物どうしの間で行われる、身振りや音声などによる情報伝達。

 

辞書での意味からすると一番大事な点は「伝える力(伝達力)」だと読み取れます。

 

Wikipediaでも同じような意味が書いてあります。

少し深堀していくと、

大まかに「言語コミュニケーション」「非言語コミュニケーション」

に分けられます。

 

「言語コミュニケーション」は文字通り言葉だったり、

文字を通じてのやりとりをすることです。

「非言語コミュニケーション」はそれ以外の方法を指しますが、

目の視線や顔の表情、顔色、身振り、手振り、体の姿勢、

相手との距離の取り方などを駆使することです。

 

日常生活で人とコミュニケーションを取る際に、

棒立ちして体は動かさずに口だけで相手と話す人はいないと思いますが、

非言語も組み合わせてお互いに伝えあっています。

 

文章だけでは伝わりにくい場面があるように、

言語というのは不完全なツールなので、

自分の伝えたい情報をより正確に伝えるためには様々な手法で、

伝えようとするはずです。

 

知らない外国人に対して、

言葉は通じないけども心を通わせることが出来るのは、

他の伝え方をしているからなんですね。

 

 

続いて、

ビジネス上でのコミュニケーション能力について考えます。

ビジネスをする上でもやはり「伝える力(伝達力)」というのは中核となります。

 

商品を売るための宣伝やどんな商品を作る企画の仕事では、

見えない客をいかに正確に掴み取るかが大事になってきます。

 

店頭での販売時にも、

商品が何かを伝えるパッケージや値札、ポップ、アナウンス、

対面での質疑応答や相談なんかが影響します。

 

会社内での仕事をしていても、

報連相が何よりも大事になってきます。

 

それが出来たうえで、

「課題発見力」「課題遂行力」「観察力」「分析力」「把握力」

といった内面的な能力を外に出すために、

「情報発信力」「情報伝達力」「情報提案力」

などといったコミュニケーション能力が必要なわけです。

 

これらすべて”伝える力”の一部といえます。

・どのように伝えるか。

・誰に伝えるか。

・どう伝えるか。

・伝えない情報の選別

何かがポイントになってくるでしょう。

 

こう考えていくと、

ビジネスではコミュニケーション能力は必須といえます。

 

 

コミュニケーション能力の低い人と高い人は何か。

という視点で考えてみると、

何度も言いますが、一言でいえば「伝える力(伝達力)」となります。

 

例えば、

私のように群れないタイプはコミュニケーション能力が低いのではないか。

と思われる方もいるかと思いますが、

群れない人は場面に応じてコミュ力を発揮しています。

(私のコミュ力は高くないですが。)

 

要は、必要な時にしっかりと伝えることが出来る人かどうかが大事なのです。

 

いつも人とよく絡んでいるのに、

大事なことが言えていなかったり、

多弁なのに心の内が読めないという人は、

果たしてコミュ力が高いといえるのでしょうか。

 

よくある勘違いだと思います。

 

引きこもりの人間だとしても、

SNSをよく利用していて情報を発信したり、

自分の意見をしっかりと伝えている人はコミュ力のある人です。

 

接客仕事をしているのに、

他人の話は適当に聞き流していたり、

べらべらと雑談をしているだけで肝心な販売業務は適当にやっている人。

こういった人はコミュ力が高いとは言えませんよね。

 

報連相を疎かにしていたり他人の話を聞かない人には、

仕事のできる人はまずいないでしょう。

 

これは頭の良し悪しと直接関係のないことです。

 

コミュ力を高めたい人は、

自分をいかに表現するかを考え、

人に伝えるという努力をしていれば、

おのずと高まっていくのではないでしょうか。

一人暮らしでわかった不要なもの

一人暮らししていて無駄なものは同居人。

 

・・・冗談です(笑)。

 

一人暮らしをしていると無駄な出費が多くなり、

「ああー、今月使いすぎたな。節約しなきゃ。」

家計簿をつけていると、

「なんでこんなに出費が増えてるんだろう。」

と小さなことまで気になってしまったりします。

 

毎月、必要な分だけお金をおろしていて、

その中で生活をしている人の場合だと、

月末で質素な生活をしなくてはいけないこともあると思います。

 

私自身も、

毎月の生活費は固定にしています。

でも、毎年のように生活費は見直しています。

 

一人暮らしを始めて2年ぐらいは家計簿というものをつけていて、

レシートを家計簿帳に張り付けて管理していました。

 

そこから固定費を見出した経緯としては、

①その2年でわかった最低限の金額をまずは算出。

②少し余裕を持たせて大方の生活費を決める。

③固定費を決めたら数か月間は出費と残金を睨めっこ。

④微調整して再度固定費を算出。

⑤③と④を繰り返す。

みたいな感じで無理なく固定費を決めて生活しています。

 

特別ルールとして、

・家電や生活に最低限必要となる大型出費は固定費には入れない。

・毎年総替えするものは年末に別出費として出しておく。

→これは、下着や靴下・タオル類などです。1年も使いまわすとボロボロになります。

あまり決めごとを多くしたり、細かくしすぎると守れなくなるのでこのぐらいです。

 

 

あとは、節約のためにしていることですが、

・クレジットカードを使って1%の出費を回収する。

→回収分をポイント投資などに使ったりしています。

・買い物はタイムセール品を狙う。

→夕方18時以降とかに安くなるのでそこ狙いです。

・水道水を飲む。(コスパいいです。)

→大量に飲むのはさすがに体に影響がありそうなので、一日せいぜい1L以下です。

 あとはペットボトルや湯沸かして作ったお茶などを飲みます。

・ペットボトル飲用水は定期便注文する。

→スーパーでこまめに買っている飲料類はこだわりがなければネットで定期便購入した方が安かったり、買いに行く手間が省けたりします。

・掃除道具はなるべく洗いまわせるものにする。

→使い捨てのものだとお金がかかってしょうがないです。

生ごみ袋は買わずレジ袋を使用する。

→スーパーでの買い物時に商品を包む透明な袋です。

ティッシュは箱なしのものを買う。

→箱って結局捨てますよね。

・朝食はコーヒーのみ。

→断食して健康維持に。

・お徳用パックの食料品を買う。

業務用を買ってもいいですが、冷蔵庫に入り切りません…。

・ポットは買わず、電子ケトルを使う。

→電気代が無駄です。

・使わないコンセントは抜く。

→これけっこうデカイです。

・シャワー浴を中心にする。

・ネットなどの有料コンテンツには入らない。

→積もれば出費がかさみます。

コスパのいい商品を探す。

→デザインやブランドには目を向けず、安くて高品質なものを選びます。

・短い外出時はエアコンはつけたままにする。

エアコンは起動時の電力消費が大きいです。

・エアコン設定はエコな温度にする。

→夏は27度~28度、冬は20度の設定です。

・安く買える店を探す。

→これは単身世帯だけでなく家族世帯も同じだと思います。

・固定電話はいらない。

→携帯電話だけで十分です。あと、予備の携帯を用意しておけば固定電話替わりになりますし、こちらの方がコストが安いです。

こんなところでしょうか。

・衣類や靴はブランドにこだわらない。

→ブランドにこだわってしまうとブランド価値という付加価値分が、その商品の持つ本質的な価値以上にお金をかけることになります。

・長く使えるかどうかや飽きがこないものを基準に選ぶ。

→服とか靴とか、お洒落用は持っておいていいのですが、普段着でお洒落するよりも、長く着れたり、洗濯をしても廃れにくい生地のものを選ぶとよいです。

・なるべく自炊する。

→もうこれは最強のコスパです。健康にもよく、出費も抑えられ、好きなものを食べられる。メンドクサイこともありますが、自分のためだと思ってやる価値はあります。自分で作ると何か美味しく感じるものです。

 

 

あとは、生活をしていて意外と不要だと思ったのが、

洗顔

→肌荒れや肌表面の保湿剤が剥がれて乾燥してしまう為。水やお湯洗いで十分です。

・リンス

→これは好みやお洒落の類なので必要に応じて。

・歯磨き粉

→ないといけない理由があまりないです。しっかりと磨けば虫歯にはなりません。

・バスタオル

→フェイスタオルの方が、洗いやすく、干すときも場所を取りません。女性だと体用と頭用の2枚使ってもバスタオルより面積をとりません。

・高い歯ブラシ

これも歯磨き粉同様、ちゃんと磨いていれば値段は関係ありませんし、消耗品なので一番安い歯ブラシで十分だと思います。

・柔軟剤

→これは衣類の持つ吸水力などが下がってしまいますし、コスパ悪いです。

・砂糖

→お菓子作りが趣味でなければ健康に悪いので不要です。素材の味を楽しむ料理を目指していれば味醂などで代用が効きます。

・ソファー

一人暮らしで不要なぜいたく品の代表例かと思います。場所を取りますし、処分が大変です。座椅子やビーズクッションの方が扱いやすいです。うちに一人用ソファーがありますが、ギリギリ許容範囲です。

 

 

私の経験談と価値観による評価ですが、

一人暮らしをしている方で無駄な出費を減らしたい人、

これから一人暮らしを始める方、

ちょっと参考にしてみると役立つこともあるのではないでしょうか。